ロードバイクの買取の相場と査定額を高くするポイント

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自転車は日本人に取って古くから馴染みの深い乗り物ですが、数ある自転車の中でも近年人気が急上昇しているのがロードバイクです。しかし、注目を集めているとはいえ、中には一般的な自転車との違いがわからないという人も少なくありません。

そこで今回は、ロードバイクの特徴を紹介する共に、買取の相場について詳しく解説していきます。

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ロードバイクの特徴

一口に自転車と言っても性能から最適な利用方法に至るまで細かく違いがあります。中でも、ロードバイクはロードレース用に作られた自転車で、文字通り高速で走れるように設計されているのが特徴です。漕ぐ人によって若干の個人差はありますが、一般的なママチャリと呼ばれるシティサイクルが平均時速20km前後なのに対してロードバイクは50km以上にもなります。

ロードバイクの需要が増加した理由

ロードバイクはシティサイクルやマウンテンバイクのように古くから販売されていましたが、あまり一般的ではないという理由で利用者はそれほど多くはありませんでした。そんなロードバイクが注目され始めた理由の一つが健康に対する意識の変化です。

日本では、時代の移り変わりの中で健康に対する意識が高まってきていて、通勤や通学の移動を電車やバスから自転車に変える人が増加傾向にあります。前述したように、ロードバイクは高速で走行することができて、長距離の移動に最適という理由で移動手段としてロードバイクを購入する人が増えたことで注目され始めました。

こうした需要の増加に伴ってロードバイクを扱ったアニメなども放送されたことも追い風となり、プライベートの趣味として走行を楽しんでいる人も多くいます。自転車のシェアの面で見ても、世界的ではマウンテンバイクのシェアが圧倒的なのに対して、日本はロードバイクが右肩上がりになっているほどです。

そのため、それまでロードバイクを取り扱っていなかったメーカーが次々と新規ブランドとして参入し始めるといった現象も起きています。

ロードバイクの買取相場

自身が所有しているロードバイクを処分する場合に気にする人も多いのが買取の相場です。ロードバイクの買取は、ブランドや状態によって若干の値段の違いはありますが、購入した金額の4割前後が相場と言われています。

つまり10万円のロードバイクであれば、査定額は4~5万円程度と想定しておけば問題ありません。この4割という数字を聞いて低いと感じた人もいるかもしれませんが、シティサイクルやマウンテンバイクの相場が購入額の1~2割であることを考えれば十分高値での買取と言えます。

ロードバイクの買取相場が高い理由

先ほどの説明で買取の相場が4割前後で他の自転車に比べて高いことについて疑問を感じた人もいるかもしれません。ロードバイクが高く買取をしてもらえる理由の一つが中古市場での人気です。ロードバイクは一般的なシティサイクルと違って選び方によって値段は大きく異なります。

安いものであれば5万円前後で購入することはできますが、有名なブランドの本格的なタイプを選んだ場合には、100万円以上するケースも珍しくありません。そのため、新品で購入することを諦めて手頃な中古品を探す人も多いのが実情です。

買取を行っている業者は顧客から引き取った物を再び販売することを生業としているため、購入希望者がたくさんいるほど高値で販売することができて多額の利益が見込めます。これがロードバイクの買取相場が高い主な理由です。

買取に出す時に注意すべきポイント

いくらロードバイクの需要が高まってきているからと言っても、どんな物でも買取をしてもらえるわけではありません。自転車によっては断られてしまうこともあります。中でも、比較的多いのが何らかの原因で故障をしてしまって走行することができないケースです。

これは当然とも言えますが、買取後に再び販売することを目的としている以上、走行が不可能な状態では商品になりません。バイクや車の場合は買取後に自社で修理を行なったり、分解してパーツとして販売したりする目的で引き取ってもらえることもありますが、ロードバイクでは難しいのが実情です。

とは言え、素人判断で買取の可不可を判断するのは難しいので、わからない時は無料査定などを利用してプロの判断を仰ぐことをおすすめします。

安心して任せられるおすすめの買取店

利用者の増加に伴って買取を専門としている業者の数は増えていますが、同じ商品でも業者によって査定の判断は違います。特に、ロードバイクのように高額な商品を買取に出す場合、査定を行なうスタッフに専門的な知識があるかどうかが重要です。

実際に、専門の知識を持っていないスタッフに査定を依頼してしまったがために、本来の買取相場である4割よりも遥かに安い金額を提示されてしまったという事例は少なくありません。大切な自転車を安く買い叩かれてしまわないためにも、必ず正しい査定を行ってくれる信頼できる業者に依頼をすることが大切です。

そこでおすすめとなるのはロードバイクを含む自転車の買取を専門としている業者の利用になります。こういった専門店であれば専門の知識を持ったスタッフが適正に査定を行ってくれるので安心です。

査定を受ける時は嘘偽りなく申告をする

これはロードバイクに限った話ではありませんが、買取の査定には金額を左右するいくつかのポイントがあります。ロードバイクで挙げられるのは主に年式や走行距離などで、この中でも特に重要となるのが走行距離です。自転車はバイクや車のように走行距離を表すメーターが存在しないため、査定の時に自分で伝えなくてはいけません。

例え年式が新しくても、購入した時期や日常の利用頻度によって消耗度は変わります。中には、調べようがないからといって偽って申告をする人もいますが、ある程度経験を積んだプロの目はごまかすことはできません。こうした嘘は、あらぬ疑いを招いて査定額を下げる結果に繋がることもあります。

買取は業者と顧客の信頼関係で成り立っている以上、嘘偽りなく正直に答えることが大切です。

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相場よりも高く買取をしてもらうためのポイント

バイクや車が毎年新しいモデルを販売しているように、ロードバイクも定期的に新しいモデルが販売されています。当然のことながら、モデルが古くなるほど市場の価値が薄れてしまい、それに比例するように買取の金額が下がってしまうのは否めません、相場よりも高く売りたいと考えるのであれば、不要になったと感じたタイミングで処分することが大切です。